スーパーカブで日本一周

  523日間に渡ったスーパーカブ90での日本一周の記録、およびその後日談を語ります。

日本一周を振り返る⑦~温泉十傑!~

お待たせしました!温泉の十傑です。
評価の基準は、まず何といっても温泉自体の質です。建物や雰囲気は二の次です。以前の記事にも書いたのですが、最近はまがい物の温泉が余りにも多過ぎる!まず本物であるかどうかが最重要項目です。それにしてもこんな、本来当たり前であるべき事が評価の基準になるなんて、なんて貧しくて文化性のない国なんだ日本は…

温泉浴場というものは本来、涌き出ている湯に対して、それに見合う大きさの浴槽を調えて入る、そういうものでしょう。自然の恵みを恵まれた分だけ謙虚に甘受することをせずに、どうして薄く塗り伸ばして金に替えようとするのか。こんなに恵まれた国土に暮らしながら、どうして日本人は贅沢に生きられないのでしょう。いつからこんなに貧しくなったのか。
…いかん、この話を始めるとキリがなくなるのでもういきましょう(^^;

第一位: 人吉温泉(熊本県人吉市)
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文句なしの一位です!
共同湯、外来入浴の出来る宿泊施設合わせると二十近い温泉が小さな町にひしめき、料金はどこも低料金、早朝から営業しているところ多数。特に共同湯はどこも雰囲気満点で、湯も最高。窓から入る風が気持ちいい、湯の香りもいい。
加えて、余り観光地化していないので俗な雰囲気がなく静かなのがいいです。地元の人達にずっと愛され守られている共同湯に「こんばんは、お邪魔します」と入っていくのは最高です。ああ、人吉の人達が羨ましい!



第二位: 玉勝温泉(青森県東北町)
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青森県は東北町、小川原湖畔の旧上北町の地区には狭い範囲に温泉が密集し、しかも二百円台で入れる格安の共同湯が多数!何処に入ろうか迷いましたが、その中から今回は玉勝温泉に入りました。
泉質だけでなく湯量も豊富で、浴槽の縁から湯がこんこんと流れ出ます。こういう温泉を見ると本当に嬉しくなって思わずだらしない笑顔になってしまいます。湯量が多いので浴槽も広く、浴場も広い。文字が半分かすれて見えないような地元の商店の古い看板や、広告の入った鏡。入浴料は210円。

泉質、湯量、雰囲気、料金、すべてが完璧の神温泉。人吉とどちらを一位にするか本当に迷いました。



第三位: 内牧温泉(熊本県阿蘇市)
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雄大な阿蘇の火口原の一角、阿蘇ライダーハウスのある内牧温泉です。
ここも百円からの低料金で風情たっぷりの共同湯が小さな温泉街に多数あり、泉質、雰囲気、価格の三拍子揃った素晴らしい温泉です。
その中でも特に良いのが「阿蘇乃湯」。ここは五百円と、内牧温泉の中では入浴料が最も高いのですが(ちなみにライダーハウスの宿泊者は350円に!)湯量が非常に豊富で、浴槽もかなり大きいのですがそれでもドバドバと湯が溢れ出ています。建物の雰囲気も良いし、最高です。

また内牧は国道から少し離れて奥まったところにひっそりと開けた、寂れた温泉街の風情がたまりません。今回の旅の復路でも内牧で温泉に入りたいが為にわざわざ阿蘇ライダーハウスに一泊したのですが、それだけの価値と魅力がここには十分にあります。



第四位: 別府温泉(大分県別府市)
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言わずと知れた世界一の温泉地、別府です。
別府温泉の魅力とは何か…?それはズバリ、町中の共同湯にあります。別府にはそれこそ、全容を把握するのは不可能ではないかと思えるほど無数の共同湯がありますが、意外にもこれらの共同湯に観光客の姿は少ない。近年は観光人気が湯布院や黒川など近隣の別の温泉に移っているというのと(余談ですが、最近の湯布院や黒川の俗な雰囲気には閉口します。頼まれても行きたくない)、団体が泊まるような大型の宿泊施設は大浴場を備えているというのが原因でしょう。

きれいな景色の中で露天風呂に入ったり高級な旅館で温泉を楽しむのもいいかも知れませんが、土地の生活にしっかりと溶け込んだ共同湯を巡り、その土地の文化を肌で感じることは何物にも代えられません。そういった意味で別府の共同湯は最高です。何のてらいも虚飾も無く、まさに普段の生活そのもの。そんな気配が滲み出ています。その雰囲気は素晴らしいとしか言いようがありません。
基本的に市営なので入浴料はどこも百円!別府温泉ばんざい。



第五位: 道後温泉(愛媛県松山市)
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温泉不毛地帯の四国にあって孤高の存在ともいえる道後温泉。
有名な道後温泉本館はわざわざ足を運んだならおさえておきたいところですが、私はもうひとつの共同湯、椿の湯の方がお気に入り。
本館のすぐ近くにあるのですが、こちらは観光客が少なく、地元の人が中心の落ち着いた雰囲気でいいです。また建物が巨大で中も広々、浴室も湯舟も広大で、圧倒されます。本館には入ったことがあるけど椿の湯はまだ、という方、今度道後へ行ったならぜひどうぞ!
本館共々早朝から営業しているのもいいし、何よりすぐ近くにこんなに大きな共同湯が二軒もあるなんて、なんて贅沢なんでしょう。秀逸。



第六位: 下風呂温泉(青森県風間浦村)
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下北半島も大間崎へ向かう先端近く、荒涼とした海沿いに佇む小さな温泉街の風情がたまりません。中でも共同湯の大湯は浴室の床までが木で出来ていて、風情たっぷりです。湯も素晴らしい。
東北の温泉はいいなあ、としみじみ思わせてくれる、そんな静かな温泉です。



第七位: 谷地頭温泉(北海道函館市)
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函館山の麓に建つ、函館市民憩いの場です。
円形の巨大な大浴場は周囲の壁に沿って洗い場がずらりと並び、壮観です。その中央にあるこれも巨大な浴槽を満たすのは、濃い茶褐色の湯。もちろん底など見えません。タオルが湯の色に染まります。

すぐ背後に函館山が迫り、坂を下ってきた路面電車はこの谷地頭が終点になります。そんな周辺の景色も雰囲気満点。とにかく個性的で存在感のある温泉です。



第八位: 温泉津温泉(島根県大田市)
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山陰の静かな温泉地、温泉津です。これで「ゆのつ」と読みます。地名がまたいいですね。
残念ながら共同湯「薬師湯」はなんだかやけに俗、というか胡散臭い雰囲気に変わってしまいましたが(ただし浴室だけは変わらぬ雰囲気で健在)、もう一軒の「元湯」の方は秀逸です。朝5時半から営業!



第九位: 羅臼温泉熊の湯(北海道羅臼町)
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知床峠の入口、国設野営場の向かいにある有名な露天風呂です。
歩行者しか通れない小さな橋で川を渡って行きます。開放感溢れるまさに野天風呂で、知床の森に抱かれて凛とした空気がたまりません。湯がとにかく熱いのですが、沢の水を引いてそれをうめているのも野趣満点。
利用料は無料。国設野営場にテントを張ってぶらぶら歩いて来るのが最高なんです。



第十位: 蔵の湯(福島県喜多方市)
前口上と矛盾しますが、何故か循環湯から一つ選出します。福島県は喜多方市、道の駅喜多の郷に併設されている「蔵の湯」です。
何故か?自分でもよく分からないのですが…ここの浴場の雰囲気が妙に好きなんです(^^;
夕方5時以降に入ると300円というのも嬉しい。

もちろん、今までに入ったすべての温泉の中から選んだら十傑なんかには入らないのですが、あくまで今回の日本一周の道中で入った温泉からですので。






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ビート★

Author:ビート★
2009年5月10日、住んでいた部屋を引き払い、250ccのバイクも売り飛ばしてスーパーカブ90で日本一周の旅に出発しました。
道の駅や公園、海辺でテント泊して節約した金を全国の居酒屋巡りと日々のビール代に注ぎ込みつつ、全国を行脚して12月に沖縄に上陸。父親の急病による一時帰郷などを経て、2010年8月3日、念願の日本最西端・与那国島西崎に到達。再び鹿児島からの自走で北上し、2010年10月14日、523日目にして日本一周の旅を完結しました!

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現在、新たな相棒スーパーカブ110を迎え再出発へ向けて準備中です…