スーパーカブで日本一周

  523日間に渡ったスーパーカブ90での日本一周の記録、およびその後日談を語ります。

日本一周を振り返る⑥~パッキングの反省点とテントの話~

バイクで長旅に出るにあたって、何を持っていくのか、つまり荷物の選別は最重要課題といえるでしょう。そして、荷物の選別と同じくらい重要なのがその荷物をどうやってバイクに積むのか、つまりパッキングです。
入念に荷物を選び出し、これで決まり!と思いきや、どうにも上手く積むことが出来ず選別からやり直しというのはよく聞く話です。
IMGP0785.jpg

まあ何より重要なのはとにかく荷物を少なくすることなんですが、いざバイクに積む段になると、いくつか肝があります。
 ・すべての荷物が完全に固定され、走行(急制動を含む)に影響はないか
 ・降雨時に濡れてはいけない荷物が濡れないか
 ・前照灯など灯火類やナンバープレートを隠していないか

こられは大原則、最低限の条件ですが、さらに下記のような事が重要になってきます。
 ・左右のバランスが均等か
 ・前後のバランスが良好か
 ・重心をできるだけ低く
左右のバランスは非常に重要で、これは安全走行にも関わることなのできちんとしたいところ。重心を低くするには重い物を下に積めばいいのですが、それもなかなか簡単な話ではありません。何故なら第三段階として、
 ・使用頻度の低い物を下に、高い物を上に
さらに上を目指すなら、
 ・後から撤収したい物を外側にパッキングする

これはどういう事かというと、例えばテントが荷物の一番下に入っているような積み方は、撤収がやり辛いんです。寝袋をたたむ、マットをたたむ、その他小物をたたむ。たたんだらそれらを何処かに置いておいて、テントをたたんでから初めてバイクへの荷積みを始められます。
逆にテントをバイクの外側に積むやり方だと、たたんだ物から次々とバイクに積んでしまい、テントの底面なんかを干している間にさらに小物の積み込みや朝の用事を済ませ、最後に乾いたテントをたたんでバイクに積めばすぐに出発できます。
最上級の技として、
 ・同じ用途の荷物がそれぞれ一箇所にまとまっている
これは、キャンプ用具ならキャンプ用具、自炊道具なら自炊道具というように、同じグループの荷物が一箇所にまとまって積まれている状態です。私は今回はこの境地に達することは出来ませんでした。
今回の私のパッキングではテントはバイク前部、寝袋はサイドバッグ内、テント内に敷くシートは後部ボックスの上部と、バラバラでした。こういう積み方だと撤収はいいのですが荷物を広げる時に素早くないし、見た目も粋じゃない。まあ、大きな問題じゃないんですがね(^^;



とはいえ、今回の日本一周でのパッキングはかなり良好で、ほぼ完成された形だったと思っています。
しかし、その中でもっとも悔やまれるのがテントでした。テントが重過ぎた。
今回私が持っていったテントはスノーピークのトレイルトリッパー2というテントでした。このテントの最大の売りは巨大な前室で、前室で椅子に座ってサシ飲みが出来るほどです。また基本的な物の造りがとても良く、毎日色々な条件下で使い込んでいって初めて解かる、見た目や数字に表れない品質の良さが光る素晴らしいテントでした。
そんな訳でテント泊が大半を占めた旅の前半では良かったのですが、いかんせん4kgを超す重量は重過ぎました。これをバイクの前部に積んでいたため発進時にしばしばふら付き、特に一時停止してから左折する時などは大分ふら付きました。これが例えば2.5kgになったとしたら劇的に変わります。4kgと2.5kgの違いってピンと来ないかも知れませんが、試しに自転車の前カゴに4kgと2.5kgの荷物をそれぞれ積んで走ってみたら、天地の差であることが分かると思います。
画像 295
IMG_0633.jpg
特にテント泊が激減した旅の後半ではテントは荷物でしかないので、余計にその重さが気になりました。誠に勝手な言い草ではありますが、重いテントを前部に積んで長距離長時間を走っていると、速度が乗って直進している時にはまったく気にならないとはいえ知らず知らずのうちに腕や肩に負担がかかり、肩や首の疲労につながっていたのかと思います(とはいえ、テントを前部に積むのはパッキング上の利点が非常に大きいため、これを変える気はなかった)。
また、重さに加え大きさも少々大き過ぎて、道の駅でのゲリラキャンプの撤収などは難儀でした。特に朝露でフライシートの内側が濡れている時は本当にたいへんだった。もちろん、この大きな前室は雨中の連泊の時には威力を発揮するのですが、今回の日本一周で本当に役に立ったと思えるのは北海道は倶知安のキャンプ場で連日の雨の中二週間連泊した時と、郡上八幡でこれも雨で足止めされて三泊した時くらいで、あとの場面では広い前室を持て余し、ガランとしていました。
やはりこれは車でキャンプに行く時か、一箇所にベースキャンプを決めて滞在する時に向いているテントであって、ゲリラキャンプなどして毎日移動する旅には少々不向きだったかも知れません。

そんなわけで先日の記事にも書いたように、もし次回日本一周をやるとしたらもっと小さなテントが欲しいと思うようになったのです。いかにも一人用らしい小さなテントで、道の駅ゲリラキャンプであっという間に撤収してしまう場面なんかを想像するとワクワクしてきます(^^;
実は私はモンベルのムーンライト2型というテントも所有しているのですが、このテントはカブに積む時には中央ステップスルー部に収まります。
画像 1329
荷物の中で一番の重量物が軸間に収まり、重心も低い。空間利用の効率も最大限。もちろん最後に撤収できるし、まさに完璧、これこそが理想の積み方です。
やはりカブに積むのならここに収まるまでのテントが良いですね。カブ110でこの部分が狭くなったのが気になりますが…



※一枚目の写真と本文とは一切関係がありません(爆)






にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村


↑↑↑ 日本ブログ村、FC2ブログの各アクセスランキングに参加中です。ぜひぜひ!クリックして下さい!
    12:55 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
Comment







(編集・削除用)


管理者にだけ表示を許可
Trackback
http://tetsupipe.blog76.fc2.com/tb.php/3266-f2c63dc3
★ ランキング参加中 ★



一日一回、ぜひ両方のバナーをクリックして下さい(^o^)↑
よろしくお願いします!
まとめ読みに便利♪
カテゴリ別、月別アーカイブの記事は古い記事から順に表示しています。
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ

全記事表示リンク
最新コメント
続・スーパーカブで日本一周
二度目の日本一周に旅立ちました。
現在はこちらのブログでその様子を更新しています。是非ご覧下さい。
旅人の足跡
旅と居酒屋巡りのページ
無為是人生
日本一周以外の数々の旅の記録と全国居酒屋探訪
最新記事
旅友リンク
検索フォーム
QRコード
QR
RSSリンクの表示
プロフィール

ビート★

Author:ビート★
2009年5月10日、住んでいた部屋を引き払い、250ccのバイクも売り飛ばしてスーパーカブ90で日本一周の旅に出発しました。
道の駅や公園、海辺でテント泊して節約した金を全国の居酒屋巡りと日々のビール代に注ぎ込みつつ、全国を行脚して12月に沖縄に上陸。父親の急病による一時帰郷などを経て、2010年8月3日、念願の日本最西端・与那国島西崎に到達。再び鹿児島からの自走で北上し、2010年10月14日、523日目にして日本一周の旅を完結しました!

-------------

現在、新たな相棒スーパーカブ110を迎え再出発へ向けて準備中です…