スーパーカブで日本一周

  523日間に渡ったスーパーカブ90での日本一周の記録、およびその後日談を語ります。

日本一周を振り返る③~キャンプ地十傑~

第三弾は、キャンプ地の十傑です。

長旅にテント泊は欠かせません。もちろんそれは宿泊費を抑えるための手段なのですが、時に高級ホテルなどよりよっぽどいい!というような極上なキャンプ地もあったりします。
今回の日本一周でも北海道から鹿児島まで様々なところでテントを張りましたが、その中からそんな極上のキャンプ地の上位十傑を選んでみました。

第一位: きりたっぷ岬キャンプ場(北海道浜中町)
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第一位は北海道の東南にある、霧多布のキャンプ場です。
ここの魅力は何といってもその景観です。海に突き出た岬の突端の断崖上にあり、テントサイトの奥は入江を見下ろすなだらかな傾斜になっています。素晴らしい開放感と絶景!
周囲には何も無く、波の音を聞きながら眠ることが出来ます。それでいて車かバイクなら数分あれば温泉と買い出しに行くことができます。料金は無料。
遮る物が何もないので風が強かったり突然濃い霧が出たりもしますが、それも楽しめてしまうのがここ。文句なしの一位!



第二位: 旭ヶ丘公園キャンプ場(北海道倶知安町)
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このキャンプ場には三つの大きな魅力があります。
一つ目は、羊蹄山の眺めの素晴らしさ。
二つ目は、一人旅の旅人ばかりが集まる独特の雰囲気。
三つ目は、サイトは静かで落ち着けるのに風呂や買い出しが至近で、また倶知安町の物価の安さ。利用料も無料。

とまあこのように、まことに長期滞在に向いている旅人村なわけであります(^^;
家族連れが来ないのには車を停める場所が殆どない、という事情もありますが、北海道の名物でもあったこの手の旅人村的なキャンプ場が減っていく中で、いつまでもこのままで残って欲しいものです。新幹線の駅が開業するとどうなるか分かりませんが…



第三位: 北防波堤ドーム(北海道稚内市)
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最北の町、稚内の桟橋を守る北防波堤ドームです。この巨大な建造物、実はかつての駅のホームを覆っていたものです。樺太が日本の領土だった時代、稚内から大泊を結ぶ定期航路に連絡するため、線路は現在の稚内駅よりさらに北、この防波堤ドームの位置まで伸びていました。ここに日本最北端の駅があったのです。

さてテント場としての北防波堤ドーム、それはもう最高です。
雨が降っても心配ないし、バイクも横付け、夜には電気が点くのでランタン要らず。そして何よりこのドームの独特の風情と、稚内の町のなんとも言えない寂しい雰囲気がたまりません。ここは真夏には二十ほどのテントが並ぶことも珍しくありません。



第四位: 国設羅臼温泉野営場(北海道羅臼町)
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「熊の湯キャンプ場」の愛称で知られる羅臼温泉の国設キャンプ場です。
ここの魅力は、知床の深い山の懐に抱かれるような、その独特の雰囲気です。日照時間も短く、羅臼という町のこれまたうら寂しい風情とあいまって、雰囲気満点です。
もちろん、歩いて行ける無料の露天風呂「熊の湯」の存在も大きいです。夕方にはサイトにわらわらとエゾジカが出現します。

ここにテントを張ったならゴミを放置したりするのは厳禁です。命にかかわります。
知床に居ることをしみじみと実感させてくれる、本当に良い野営場です。利用料300円。



ご覧のように四位までを北海道が独占しました。まあ仕方ないでしょう、キャンプ場王国であり、それが北海道の大きな魅力の一つでもありますから。続いて五位以下いきます。
第五位: 大角海浜公園(愛媛県今治市)
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しまなみ海道もすぐ近く、瀬戸内海に突き出た岬のさらに突端にあります。
ここも素晴らしいところでした。手が届きそうなくらい海が近く、瀬戸内の島々をぐるりと見渡します。夕陽の沈む時間には全てが真っ赤に染まり、波はどこまでも穏やか。絶景過ぎるくらいの絶景です。大型の船舶が目の前をひっきりなしに行き来する風情もいい。
サイトは整っていて平坦、昼間は日当たり最高、トイレは清潔だし屋根付きの東屋は自由に電気を点けることができます。利用料無料。文句のつけどころがない!



第六位: 郡上八幡、中河原公園(岐阜県郡上市)
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泊まってみたい町、滞在してみたい都市に安く投宿できるところが無いのが一番きついですよね。
しかしその逆もあります。水の都、郡上八幡では何とも嬉しいことに市街地の真ん中にある河原に300円の利用料で自由にテントを張ることができます。
いわゆるキャンプ場らしい設備はありませんが、ちゃんとトイレも、郡上八幡の名物ともいえる共同の水場もすぐ近くにあるので何の不便もありません。おまけに銭湯も目の前に!

ここにテントを張って郡上八幡の町をぶらぶら歩いて見るのは最高です。
おまけに、夜は静かで川のせせらぎしか聞こえないし、対岸の歩道を照らす街灯が等間隔に薄暗く光り、それが川面に映ってなんとも風情があります。ここも最高!



第七位: 海浜公園キャンプ場(富山県朝日町)
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ここはかなり個人的な趣味的見地からの選出ですが。北陸本線を見渡せるキャンプ場です。つまり、行き交う列車を眺めながら飲むことが出来るという贅沢な場所なのです。鉄道好きなら必泊(?)です。

まあ鉄道好きならずとも、目の前が海で気持ちがいいし松林の中のサイトは落ち着けます。いかにもキャンプ場らしい良い意味で簡素な、それでいて汚いということもない設備も非常に好感が持てます。料金は確か210円だったかな。こういうところはいつまでも変わらずにいて欲しいものです。



第八位: 大間崎テントサイト(青森県大間町)
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本州最北端、大間崎のすぐ目の前に、とても便利なキャンプサイトがあります。それがここです。
周囲を住宅に囲まれて景観こそありませんが、とにかく設備が整っていて快適!平坦で広大な芝生、そして炊事棟に至っては神がかっていて、戸を閉めれば完全に屋内になる上、ゆったりしてきれいなテーブルと椅子があり、さらに電気が点いてコンセントまであります。

これで無料なのだから素晴らしいの一言。また場所柄、自走でここまでやって来て函館行きのフェリーに乗るという濃い旅人が集まるので、面白い出会いにも期待できます。



第九位: 鹿島海水浴場(小豆郡土庄町)
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小豆島へ行った時二泊したのがここです。
期間外の海水浴場にテントを張らせてもらったのですが、ここは夜がとてもよかった!対岸の四国本土の灯りが海に映り、また月明かりが砂浜を蒼く染めて幻想的な二晩を過ごすことができました(まあこれは泊まり合わせの運もありますが)。
そして、寄せては返す波が海というよりはまるで池の波のようで、とても小さな波が小刻みにチャポチャポ打ち寄せるのです。テントに入って目をつぶっても尚、いかにも瀬戸内らしい穏やかな海の風情を感じることが出来ました。
土庄の町が近いので風呂や買い出しも楽でした。



第十位: 道の駅アルプ飛騨古川(岐阜県飛騨市)
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ゲリラキャンプ地からも一つくらいは、ということで、一番良かったところを入れておきます(^^;
飛騨古川は国道41号沿いにある「道の駅アルプ飛騨古川」です。

ここはとにかく敷地が広大!そしてこれが重要なのですが、大型車用の駐車場と乗用車用の駐車場が離れているんです。そして乗用車用駐車場の端の方は車の出入りが殆どありません。売店などの建物からも遥かに離れているし、お陰様で道の駅泊としては異例の、まだ夕方の明るい時間からテントを設営させていただきました。
買い出しも至近、温泉もまあまあ近くて便利だし、夜もぐっすり眠れました。



他にもいいところは沢山あるのですが、いやあ絞るのがたいへんでした。
絶景道路や食べ物も同様なのですが、とにかく日本中の数え切れないくらいの中から十件を選ぶので、本当にこれは100点から90点くらいの勝負。ほとんど甲乙つけられないのに無理矢理順位をつけているようなものです(^^;
(※北防波堤ドーム、鹿島海水浴場、道の駅アルプ飛騨古川は正式なキャンプサイトではありません。宿泊等の行為に関しては自己責任でお願いします。本記事の内容はテント設営を推奨するものではありません)






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Author:ビート★
2009年5月10日、住んでいた部屋を引き払い、250ccのバイクも売り飛ばしてスーパーカブ90で日本一周の旅に出発しました。
道の駅や公園、海辺でテント泊して節約した金を全国の居酒屋巡りと日々のビール代に注ぎ込みつつ、全国を行脚して12月に沖縄に上陸。父親の急病による一時帰郷などを経て、2010年8月3日、念願の日本最西端・与那国島西崎に到達。再び鹿児島からの自走で北上し、2010年10月14日、523日目にして日本一周の旅を完結しました!

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